2020年08月23日

みなかみ町猫虐待犯の処分が決まりました

この案件について、嘆願書、ネット署名にご協力くださった多くの皆様、
拡散してくださった団体、個人の皆様に心からお礼を申し上げます。

皆様からいただいた署名は、前橋地方検察庁に届けてあります。
直接前橋地方検察庁に嘆願書を送ってくださった皆様、感謝いたします。

7月28日に犯人の処分が決まりました。

略式起訴
罰金10万円

あまりの処分の軽さに、全身の力が抜けました。これまでの動物虐待の判例と比べても、
かなり軽い判決となってしまいました。
皆さまは、この判決をどうお感じになりますか?

あの子達の叫びは、司法には届かなかった。
動物愛護の高まりとは裏腹な現実を突き付けられました。

新型コロナ感染拡大の日本ですが、ステイホームによって、家族の絆を改めて感じ、
犬や猫の存在もいかに大切か?を実感する方が増えていると感じる昨今。
まだまだ、司法の世界では、動物は「物」なのですね。
このギャップを埋めていくのは、私たちの使命だと、
思いを新たにしました。

100歩下がって考えれば、
私たちがご遺体を見つけなければ、あの子達は誰かが片付けて、
何も無かったように、ゴミに出されていたのでしょう。
犯人はこのまま逃げて、捕まらないかもしれないと、絶望した時もありましたが、逮捕に至ったことは、
群馬県警、沼田警察署の捜査関係者の皆様へは、感謝の言葉しかありません。

動物虐待については、犯人を逮捕して罰を与えれば良いものでは無く、
発生させない為の、抑止力が必要であり、動物虐待の定義が整っていない日本では、
今は法の裁きが大きな抑止力です。

多くのボランティア団体や個人が、動物虐待は犯罪であり、許されない行為であると、地道に草の根的に積み上げて来た努力が、
この判決で全て崩された感さえあります。
まだまだ頑張らなければ。

ご賛同、ご声援いただいた皆様、
本当にありがとうございました。

posted by 群馬わんにゃんネットワーク at 15:18| ご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月09日

容疑者逮捕(みなかみ町猫虐待死)

みなかみ町で私たちが発見し、
動物虐待で告発した犯人が、7月8日逮捕されました。

容疑者
埼玉県在住 無職
田沼貴幸 46歳

2019年10月4日に初めてその現場に行き、
メンバーが大量の猫の死体を発見し、警察に通報。

10月5日にも現場に行き、更に2匹のご遺体を発見し、警察に通報。
みなかみブログ7月9日@.JPG
↑(下駄箱や段ボールに隠してあり前日発見出来なかった)

生き残っている猫の避妊去勢のため再度立ち入った
11月6日にも、更に1匹のご遺体を発見し、警察に通報。
みなかみブログ7月9日A.JPGみなかみブログ7月9日B.JPG
↑(ゴミ袋に入れられていた為、発見が遅れた)

警察発表では、十数匹となっていますが、
実際には、形を留めていないご遺体や、
大家が既に片付けてしまったご遺体も多数あり、
総数50匹以上が犠牲になっています。

容疑者の田沼貴幸は、猫に水や食事を与えず、周りの人を
 『猫は毎日夜に世話をしに行っているから大丈夫、
  生きているから心配するな』
 『もうすぐ動物愛護団体を立ち上げるから、そうずれば
  すぐに寄付が集まり、猫の避妊去勢も全て出来るから』
と騙し続け、行方をくらまし、すべての猫を意図的に殺しました。

猫は、室内の何ヶ所にも分けて入れられていました。
そして、出入り口は、すべて開かないように鍵が取り付け
られていたり、釘が打ち付けてありました。
みなかみブログ7月9日C.JPG
みなかみブログ7月9日D.JPG

あまりの悲惨な現場に、ボランティアは、言葉を
発する事も出来ませんでした。
形を留めていない骨のかけら1つ1つに…
みなかみブログ7月9日E.JPG
部屋中の散乱している毛に…
みなかみブログ7月9日F.JPG
みなかみブログ7月9日G.JPG
ごめんね…。
と繰り返す事しか出来ませんでした。

容疑者が逮捕されても、あの子達の命は戻らない。
でも、私たちは真実を知りたい。

田沼貴幸を告発した時に、報道の方々から
「なぜ告発に踏み切ったのですか?」
と聞かれました。

逆に、あの現場を見て、大量のご遺体を見て、
犯人が逃げている状況で、
告発しないという選択肢はあるのですか?

二度とこのような事が繰り返されない事、
容疑者が二度と動物を飼わない事を願います。

容疑者逮捕は、ゴールではなく、
やっと第一歩を踏み出せた気持ちです。

沼田警察署、群馬県警の容疑者逮捕にご尽力いただきました
関係者の皆様に、心から感謝をしています。

NPO法人群馬わんにゃんネットワーク
理事長 飯田有紀子


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2020年06月30日

【動物虐待犯を告発し、告発状が受理されました】

みなかみ町で発生した、猫の大量死体発見の案件について
私達は意図的に大量の猫を殺した犯人を許すことが出来ません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
告発という右も左も分からない初めての事でしたが、
お力添え、アドバイスをいただき支えてくださった

弁護士H先生

弁護士K先生

公益財団法人動物環境・福祉協会Eva様

公益社団法人日本動物福祉協会 K様

に心よりお礼を申し上げます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

★閲覧注意 悲惨な映像が含まれます★

令和1年10月4日 猫の飼い主が行方不明になって、
猫がたくさん取り残されているという相談を受け、
立ち入った家で大量の猫の遺体を発見しました。

※全ての部屋は中から開かないように何重にも鍵がかけられていました。
外からのカギ1.jpg

外からのカギ2.jpg


警察にも通報し、少なくとも23匹の猫の遺体を確認しました。
猫を世話していた被告発人「T」は、周りには
「猫は世話をしている、ご飯も与えている」
と偽り続けていました。
大量の猫に長期にわたり食事と水を与えず、施錠し放置すれば、
その後脱水や餓死することは容易に分かります。
それでも長期にわたりその状況を続けた事は、
意図的に殺した事に間違いありません。

※発見した遺体は、白骨化したものから、
つい最近まで生きていたと思われる個体まで様々でした。
遺体5.jpg

遺体6.jpg

遺体3.jpg


周りの人には
「動物愛護のNPO法人を設立する。
そうすれば不妊去勢手術代も寄付で賄う事が出来るから
それまで空いている部屋に置かせてくれ。」

と騙して状況を長引かせ、その結果多くの罪の無い猫が犠牲になりました。
7月の時点で、近隣の人が窓ガラス越しに猫同士の共食いも目撃し
被告発人に伝えましたが、何の処置も取らず行方をくらましています。

※遺体を包んでいた新聞紙
新聞.jpg

新聞と遺体.jpg


発見された遺体は23匹ですが、その前に関係者が遺体を
片付けてしまっていたので総数としては50匹以上の猫が
飢えと脱水の中で苦しんで死んで行ったと思われます。

猫たちは数匹ずつ部屋に入れられ、中からは絶対に扉が開かないように、
外から何重にも鍵がかけられていました。
※まとめてフードの空き袋に入れられていた遺体もありました。
4.jpg


この子たちは、どれだけの時間、苦しんだのか?
この子たちは、人間に馴れて、人間からご飯や水をもらうのが
当たり前で生きて来た子です。
足音が近付くたび、こんどこそいつもの人が来て
美味しいご飯や水を置いてくれると、耳をそばだてて待った事でしょう。
何百回、何千回、開かないドアをガリガリと引っ掻いた事でしょう。
罪無く絶えた多くの命。
考えただけで、胸が押し潰されるようです。
※この子たちに何の罪があったのでしょう?
遺体7.jpg

遺体2.jpg

遺体4.jpg

14.jpg


たとえ猫でも、このように非人道的な方法で命を落とした事、
しかもおびただしい数の猫が死んでいた事実は
このまま見過ごすことは絶対に出来ません。
必ず被告発人を逮捕し、厳罰に処していただきたいと思います。

この度、猫を大量に死に至らしめた「T」
動物愛護法第44条1項違反で告発し、
正式に受理されました。
私達は、第一発見者であり、通報者ですが、
当事者では無いため、このままだと捜査についての情報は
一切教えてもらう事が出来ません。

真相究明と、このまま犯人「T」が逃亡し続ける事を阻止するため
告発に踏み切りました。
動物を虐待すること、死に至らしめる事、世話を怠る事は

犯罪です。


NPO法人 群馬わんにゃんネットワーク 
理事長 飯田 有紀子


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