2023年01月25日

12月沼田市多頭飼育崩壊対応報告

群馬わんにゃんネットワークは、公益財団法人どうぶつ基金の「さくらねこ無料不妊手術事業」に
参加している沼田市と協働して多頭飼育救済を行っています。
どうぶつ基金が発行する「さくらねこTNR無料不妊手術チケット」を使用し、不妊手術費用、
ワクチン、ノミダニ駆除薬については全額どうぶつ基金が負担しています。


あまりにも酷い現場でした。
警察の介入により発覚し、取り組むことが出来ました。

沼田市内の一軒家。
飼い主(50〜60代女性)は、家族との折り合いが悪くなり、
猫とは別のアパートで暮らしています。
猫達はみんな狭いケージに押し込み、
週に何度か世話に通う程度。

猫は21匹でしたが、夏前にはもっと数が居たようです。
1番酷いケージには13匹のメス猫が押し込められていました。
水も汚物で汚れ、ほとんど身動きが出来ない状況で
数年生きて来たこの子達。
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しかも沼田市は県内でもかなり寒い地域で、
訪問時は室内でも厚着をしていても震えるほど寒かったです。
ケージに押し込めた理由は、繁殖しない為だったようですが、
避妊去勢をしようとは、他の家族も含めて全く考えなかったのは
動物虐待レベルだと感じ、飼い主への怒りしか湧いて来ませんでした。

全頭避妊去勢を済ませたあとは、
日当たりの良いエアコン付きの2階に移動し、
ケージの扉は全て外し、隠れられるスペースをたくさん作って
からリターンしました。
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猫に自由でのびのびとした生活を与えられ無い人には
飼育禁止令のような法律が欲しい‼️
引き続き飼い主女性には、清潔且つ広い飼育環境の保持を指導し、
里親探しもしていきたいと思います。

posted by 群馬わんにゃんネットワーク at 19:50| 幸せになった子のお便り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする