2022年11月28日

11月のさくらねこ報告

群馬わんにゃんネットワーク』は、殺処分ゼロを目指す
公益財団法人どうぶつ基金の協働ボランティアです。
どうぶつ基金が発行する『さくら猫TNR無料不妊手術チケット』を
利用してTNRを行っており、チケットを利用し行った不妊手術費用
については、全額どうぶつ基金が負担しています。

ノラ猫の問題は繁華街ではもちろんのこと、
田舎町でも起こります。

畑の中に点在する民家のひとつで増えた猫達。
可哀想と思う気持ちで餌を与え、繁殖し、新たに遺棄され、
その家の周りにだけ猫がいる状況でした。
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子猫に子猫用のフードを与えるという考えはなく、
生後4ヶ月らしい子は頑張って大人用のドライを食べ
生きてきたようです。
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栄養不足で削痩し、風邪を引き、眼球が無い子もいました。
聞けば、具合の悪い子には栄養を付けてもらうために
「猫用のおやつをあげている」
とのこと。
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↑これがその形跡でしょうか。

触ってキャリーケースに入れられる子でも、
病院へ連れて行くということは全くしない
無責任な餌やり。

手術をしたことで余計なストレスから解放され、
少しでも元気に生きていってくれることを願わずにいられません。

今月は団体チケットの他に
前橋市と富岡市で行政チケットを使わせていただきました。
渋川市では多頭飼育崩壊チケットを使わせていただきました。

お隣の埼玉県では更に新規の行政がチケットを取得してくださったようです。
TNRのハードルがどんどん下がって、避妊去勢手術が進み、
保健所収容ゼロが群馬県はもちろんのこと、
他県でも実現できたらこんなに嬉しいことはありません。

posted by 群馬わんにゃんネットワーク at 08:36| TNR報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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