多頭飼育の現場の猫達を見ると
野良猫の方がまだ自由があるだけ
幸せに見えてしまう。
この猫達の避妊去勢、治療費は、皆様からのご寄付で実施する事が出来ました。
心よりお礼申し上げます。
多頭飼育の飼い主は、命に対する責任感はほぼゼロ。
あったとしても、自己満足、エゴ、偏愛。
この案件の飼い主は、
サイトの里親募集で大量の猫を集めていた事で
サイトユーザーの中で問題となり、
相談が来ました。
行政と警察も動いていた案件でした。
約1Kの広さ(しかも借家)に、
39匹と聞いていたのですが、
実際訪問してみたら、
69匹の猫がひしめき合っていました。
野良猫の方がまだ自由があるだけ
幸せに見えてしまう。
この猫達の避妊去勢、治療費は、皆様からのご寄付で実施する事が出来ました。
心よりお礼申し上げます。
多頭飼育の飼い主は、命に対する責任感はほぼゼロ。
あったとしても、自己満足、エゴ、偏愛。
この案件の飼い主は、
サイトの里親募集で大量の猫を集めていた事で
サイトユーザーの中で問題となり、
相談が来ました。
行政と警察も動いていた案件でした。
約1Kの広さ(しかも借家)に、
39匹と聞いていたのですが、
実際訪問してみたら、
69匹の猫がひしめき合っていました。
飼い主との話し合いを重ね、
何とか全頭の避妊去勢を完了しましたが、
2ヶ月遅れていたら間違いなく100匹は超えていた現場でした。
子猫が生まれても、猫風邪の蔓延で全く育たないという事は
69匹の中にほとんど若い猫が居ない事から推察出来ました。
まずは、生まれても間もない子猫とママ、風邪や血尿の酷い子をレスキュー。
子猫達はママ猫にくっ付いているのに、痩せ細っていて、
ママ猫はうつろな瞳で、何だか全てを諦めている感じがしました。

ここの猫たちは、あえてさくら猫にせず、
耳カット無しで避妊去勢。
今後少しずつ里親探しをしていく予定です。
子猫達は、風邪がひどく、あのままだったら間違いなく命を落としていたでしょう。
(元気に育ち、新しい家族に引き継げました。)
そして、経緯を聞いていく中で、
この多頭飼育現場には、大きな問題が潜んでいる事が分かりました。
この飼い主に、たくさんの猫を
里親募集サイトを通じて渡した人間が複数居るという事です。
引っ越しするのでと8匹の猫を渡した人。
自分の子供が生まれて、猫の世話ができなくなったと、7匹の猫を渡した人。
これ幸いと、この高齢男性にどっさり猫を渡した人が何人もいる事に、
頭を抱えてしまいました。
その中には、埼玉県内の繁殖屋もいて、30匹以上のノルウェージャンと
ロシアンブルーを短期間に物のように渡していました。
この男性は、まだまだ猫を増やしたいという気持ちを持っています。
行政や警察に言われたから、渋々猫を手放してはくれていますが、
猫を渡す人がいる以上、どこからまたもらってくる可能性があります。
命を集めてはいけない。
猫はあなたのコレクションではない。
自分でちゃんとお世話し、病気の治療も出来る数を飼うこと。
を繰り返し繰り返し、話しています。
何より、里親探しをする側のモラルも問われていると思います。
数が多く、団体だけでの保護が追いつかない為、
今回は、東京ARK様にも里親募集の心強いご協力をいただいております。
http://www.arkbark.net/about/news/tokyonews/26828/
この男性は、まだまだ猫を増やしたいという気持ちを持っています。
行政や警察に言われたから、渋々猫を手放してはくれていますが、
猫を渡す人がいる以上、どこからまたもらってくる可能性があります。
命を集めてはいけない。
猫はあなたのコレクションではない。
自分でちゃんとお世話し、病気の治療も出来る数を飼うこと。
を繰り返し繰り返し、話しています。
何より、里親探しをする側のモラルも問われていると思います。
数が多く、団体だけでの保護が追いつかない為、
今回は、東京ARK様にも里親募集の心強いご協力をいただいております。
http://www.arkbark.net/about/news/tokyonews/26828/
群馬わんにゃんネットワーク
理事長 飯田有紀子