2020年11月26日

多頭飼育A

これまで関わった多頭飼育、現在対応中の多頭飼育、
数えてみたら、飼い主に避妊去勢をどう頑張っても
同意させる事が出来なかった2件を含めて、70件超えでした。

今月も、犬と猫の多頭飼育の対応が数件。

多頭飼育飼い主の言葉

・産まれても共食いして跡形も無くなるから増えないから大丈夫.
・メスがオスに産まれた子猫を差し出すんですよ。
・ケージで出産させたら、オスが入り込んでみんな赤ちゃん食べちゃった。
・産まれても頭だけ食べられて死ぬのは可哀想だから、俺がちゃんと殺してる。
・(酷い風邪でも、糞尿にまみれていても、痩せ細っていても)猫は家族だから、
   絶対手放さない。
・オスから少しずつ去勢しているから、メスは避妊しなくて大丈夫。

クラクラするような言葉を聞きながら、
根気よく飼い主を説得していかなければならないのが、
多頭飼育現場。

何とか全頭お預かりして、避妊去勢に連れて来て良く見ると。。。。。

爪が伸び放題で、肉球に刺さりそうな子
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汚い場所で、下半身が細菌感染で真っ赤になっている子
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手入れされず、排泄物がこびり付いている子
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ギリギリで命を繋いでいた子
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感染症の蔓延しているコロニー
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ひどい口内炎を放置されている子
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血尿を放置されている子
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本当なら、全頭引き取って、綺麗な寝床で綺麗なトイレで、
美味しいご飯をお腹いっぱい食べさせてあげたいですが、数も多すぎ、
飼い主も渋々避妊去勢に同意して、必ず返す約束なので、
戻すしかない現場がほとんどです。

出来る限りの治療とフードの支援を続けて行きます。

皆様からのご寄付のおかげで、不幸な命を生み出さない活動が出来ています。
心より感謝申し上げます。

群馬わんにゃんネットワーク
理事長 飯田有紀子

posted by 群馬わんにゃんネットワーク at 21:52| ご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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